給料の「引かれるお金」がぜんぶわかる

手取りとは?額面との違いと「引かれる6つのお金」

求人票の「月給30万円」と、実際に口座に振り込まれる金額は別物です。その差の正体を、2026年の最新制度でわかりやすく整理します。

手取り=額面 −(社会保険料+税金)

額面(がくめん)は会社が支払う給与の総額。手取りはそこから社会保険料と税金が天引きされた後の、実際に振り込まれる金額です。目安として、手取りは額面の約75〜85%になります(月給30万円なら手取り約23.7万円)。

引かれる6つのお金(2026年版)

  1. 健康保険料 — 都道府県別の料率(協会けんぽ平均9.9%)を会社と折半
  2. 厚生年金保険料 — 18.3%を会社と折半(本人9.15%)。天引きの中で最大
  3. 雇用保険料 — 本人負担0.5%(2026年度)
  4. 子ども・子育て支援金 — 2026年4月からの新項目(本人負担0.115%)。解説はこちら
  5. 所得税(源泉徴収) — 月給と扶養人数に応じて概算徴収され、年末調整で精算
  6. 住民税 — 前年の所得に対して約10%。6月に切り替わる。仕組みはこちら

※40〜64歳はさらに介護保険料(本人0.81%)が加わります(40歳の壁)。

額面別・手取りのざっくり目安

額面(月給)手取りの目安
20万円約16.0万円
25万円約19.8万円
30万円約23.7万円
40万円約31.1万円

東京都・39歳以下・独身の概算。全パターンは手取り早見表へ。

よくある勘違い

Q. 賞与(ボーナス)も同じ割合で引かれる?
A. 社会保険料は同様にかかりますが、所得税は「前月の給与」で税率が決まる特殊な方式です。ボーナス手取り計算ツールで正確に計算できます。

Q. 残業代や通勤手当も「額面」に入る?
A. 残業代は税金・保険料の両方の対象。通勤手当は原則非課税ですが社会保険料の計算には含まれます。ここを正確に計算できるツールは実は少数派です。

Q. 手取りを増やす方法は?
A. 短期では控除の申告漏れをなくす(iDeCo・生命保険料・ふるさと納税)、中期では収入自体を上げるのが王道です。仕組みを知ることが第一歩です。

自分の条件(都道府県・年齢・扶養・残業・賞与)での正確な手取りは手取り計算ツール【2026年対応】で。「最近手取りが減った」という方は原因診断へ。

本記事は一般的な制度の解説です(2026年7月時点。協会けんぽ・日本年金機構・国税庁の公表資料に基づく)。個別のご相談には対応していません。
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