最終更新: (2026年度・令和8年度の制度に対応)
出産手当金の金額早見表【2026年版】
産休(産前産後休業)で会社を休んだときにもらえる出産手当金は、おおむね月給(額面)の3分の2です。正確には「支給開始日以前12ヶ月間の各月の標準報酬月額の平均 ÷ 30日 × 2/3」で1日あたりの金額が決まります(健康保険法99条・傷病手当金と同じ式)。支給日数は産前42日+産後56日=98日(多胎妊娠は産前98日+産後56日=154日)が基本です。標準報酬月額の等級ごとに、日額・1ヶ月(30日)分・産休98日分の総額を一覧にしました。金額はすべて当サイトの計算エンジン(端数処理も法令どおり)で算出しています。
【月給別】出産手当金の日額・1ヶ月分・産休98日分 一覧
「月給」は社会保険の報酬月額(残業代・通勤手当など込み)の範囲です。直近12ヶ月の給与がおおむね同じ水準だった場合の目安になります。産休98日分は単胎(産前42日+産後56日)の総額です。
| 標準報酬月額 (月給の範囲) | 日額 | 1ヶ月(30日)分 | 産休98日分(単胎) |
|---|---|---|---|
| 98,000円 (月給 93,000円〜101,000円未満) | 2,180円 | 65,400円 | 213,640円 |
| 104,000円 (月給 101,000円〜107,000円未満) | 2,313円 | 69,390円 | 226,674円 |
| 110,000円 (月給 107,000円〜114,000円未満) | 2,447円 | 73,410円 | 239,806円 |
| 118,000円 (月給 114,000円〜122,000円未満) | 2,620円 | 78,600円 | 256,760円 |
| 126,000円 (月給 122,000円〜130,000円未満) | 2,800円 | 84,000円 | 274,400円 |
| 134,000円 (月給 130,000円〜138,000円未満) | 2,980円 | 89,400円 | 292,040円 |
| 142,000円 (月給 138,000円〜146,000円未満) | 3,153円 | 94,590円 | 308,994円 |
| 150,000円 (月給 146,000円〜155,000円未満) | 3,333円 | 99,990円 | 326,634円 |
| 160,000円 (月給 155,000円〜165,000円未満) | 3,553円 | 106,590円 | 348,194円 |
| 170,000円 (月給 165,000円〜175,000円未満) | 3,780円 | 113,400円 | 370,440円 |
| 180,000円 (月給 175,000円〜185,000円未満) | 4,000円 | 120,000円 | 392,000円 |
| 190,000円 (月給 185,000円〜195,000円未満) | 4,220円 | 126,600円 | 413,560円 |
| 200,000円 (月給 195,000円〜210,000円未満) | 4,447円 | 133,410円 | 435,806円 |
| 220,000円 (月給 210,000円〜230,000円未満) | 4,887円 | 146,610円 | 478,926円 |
| 240,000円 (月給 230,000円〜250,000円未満) | 5,333円 | 159,990円 | 522,634円 |
| 260,000円 (月給 250,000円〜270,000円未満) | 5,780円 | 173,400円 | 566,440円 |
| 280,000円 (月給 270,000円〜290,000円未満) | 6,220円 | 186,600円 | 609,560円 |
| 300,000円 (月給 290,000円〜310,000円未満) | 6,667円 | 200,010円 | 653,366円 |
| 320,000円 (月給 310,000円〜330,000円未満) | 7,113円 | 213,390円 | 697,074円 |
| 340,000円 (月給 330,000円〜350,000円未満) | 7,553円 | 226,590円 | 740,194円 |
| 360,000円 (月給 350,000円〜370,000円未満) | 8,000円 | 240,000円 | 784,000円 |
| 380,000円 (月給 370,000円〜395,000円未満) | 8,447円 | 253,410円 | 827,806円 |
| 410,000円 (月給 395,000円〜425,000円未満) | 9,113円 | 273,390円 | 893,074円 |
| 440,000円 (月給 425,000円〜455,000円未満) | 9,780円 | 293,400円 | 958,440円 |
| 470,000円 (月給 455,000円〜485,000円未満) | 10,447円 | 313,410円 | 1,023,806円 |
| 500,000円 (月給 485,000円〜515,000円未満) | 11,113円 | 333,390円 | 1,089,074円 |
| 530,000円 (月給 515,000円〜545,000円未満) | 11,780円 | 353,400円 | 1,154,440円 |
| 560,000円 (月給 545,000円〜575,000円未満) | 12,447円 | 373,410円 | 1,219,806円 |
| 590,000円 (月給 575,000円〜605,000円未満) | 13,113円 | 393,390円 | 1,285,074円 |
| 620,000円 (月給 605,000円〜635,000円未満) | 13,780円 | 413,400円 | 1,350,440円 |
日額 = 標準報酬月額 ÷ 30日(10円未満四捨五入)× 2/3(1円未満四捨五入)。産休98日分 = 日額 × 98日(単胎の産前42日+産後56日)。直近12ヶ月の標準報酬月額が同じ等級だった場合の金額です(健康保険法99条の式を当サイトの計算エンジンで算出)。月給が途中で変わった人は12ヶ月平均で計算されるため、この表と多少ずれます。
早見表を読むときの注意点
- 待期(3日間の待ち)はありません。出産手当金は産前産後休業を対象とする給付で、傷病手当金のような連続3日の待期は不要です。
- 支給日数は産前42日+産後56日=98日が基本です。多胎妊娠(双子など)は産前が98日に延び、産前98日+産後56日=154日になります。
- 出産が予定日より遅れた場合は、その遅れた期間も産前として支給対象に加わるため、98日より多くなります。逆に予定日より早く生まれた場合は産前が短くなります。
- 入社1年未満(加入12ヶ月未満)の場合は、自分の平均と「全被保険者の平均標準報酬月額(協会けんぽ: 32万円)」の低い方で計算されるため、月給33万円超の人は表より少なくなることがあります。
- 出産手当金は非課税で、さらに産休中は健康保険料・厚生年金保険料の本人負担が免除されます。負担が続くのは前年所得ベースの住民税だけなので、実質の手取り感覚は働いていた月の手取りの目安8割前後です。
- 休んだ期間に給与(の一部)が支払われ、その日額が出産手当金の日額より多い場合は支給されません(少ない場合は差額が支給されます)。標準報酬月額は残業代・通勤手当なども含んだ報酬で決まるため、基本給だけで見ると1つ上の等級のことがあります。
自分の月給で正確に計算するには
早見表にない金額や、多胎・入社1年未満・出産予定日のズレを反映した試算は、出産手当金 計算ツールに月給を入れるだけで、日額・産休98日分に加えて「産休中の社会保険料免除を考えた、働いていた月の手取りと比べて何割か」まで計算できます。働いていた月の手取り額は手取り計算ツールや手取り早見表でご確認いただけます。
❓出産手当金の早見表 よくある質問
- Q. 出産手当金は月給の何割もらえますか?
- おおむね月給(額面)の3分の2です。正確には「支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額の平均 ÷ 30日(10円未満四捨五入)× 2/3(1円未満四捨五入)」が1日あたりの金額になります(健康保険法99条・傷病手当金と同じ計算式)。例えば標準報酬月額30万円なら日額6,667円、産前42日+産後56日=98日分で653,366円が目安です。
- Q. 月給25万円の場合、出産手当金はいくらですか?
- 月給25万円は標準報酬月額26万円の等級(報酬月額25万〜27万円)に当たるため、日額5,780円・1ヶ月(30日)分で173,400円が目安です。産休98日分(単胎)では566,440円になります(直近12ヶ月同じ給与だった場合の当サイト試算)。
- Q. 産休中は社会保険料や税金は引かれますか?
- 出産手当金そのものは非課税で、税金は引かれません(健康保険法62条)。さらに傷病手当金と違い、産前産後休業期間中は健康保険料・厚生年金保険料の本人負担が免除されます(申出による。免除期間も将来の年金額は保険料を納めた期間として扱われます)。負担が続くのは前年の所得に対する住民税だけなので、額面の2/3でも、働いていた月の手取りと比べた実質は目安8割前後になります。
関連するツール・早見表
本ページの金額は、健康保険法99条の計算式(端数処理を含む)と2026年度の標準報酬月額等級表に基づく概算・目安です。実際の支給額・支給可否は、加入する健康保険(協会けんぽ・健康保険組合)の決定によります。健康保険組合には付加給付(上乗せ)がある場合があります。国民健康保険(自営業・フリーランス)には原則として出産手当金の制度はありません。任意継続被保険者も原則として対象外です。出産育児一時金(出産でまとめて支給される一時金)は、給与の補償である出産手当金とは別の給付です。個別の給付・税務相談には対応していません。
出産手当金 計算ツールで自分の金額を計算する