最終更新: (2026年度・令和8年度の料率に対応)
賞与(ボーナス)の社会保険料はいくら?計算方法と上限
結論: 賞与からも社会保険料はしっかり引かれます。賞与60万円なら本人負担は88,140円(東京都・39歳以下)。計算の仕組みと上限を実例で見ていきます。
計算方法: 標準賞与額×料率(労使折半)
賞与の社会保険料は、賞与額の1,000円未満を切り捨てた「標準賞与額」に、月給と同じ料率を掛けて計算します。月給のような「等級への丸め」はありません。
| 賞与60万円の場合(本人負担) | 金額 |
|---|---|
| 健康保険料(東京都9.85%の折半) | − 29,550 円 |
| 厚生年金保険料(9.15%) | − 54,900 円 |
| 雇用保険料(0.5%) | − 3,000 円 |
| 子ども・子育て支援金(0.115%) | − 690 円 |
| 社会保険料 合計 | − 88,140 円 |
2026年度・39歳以下。40〜64歳はさらに介護保険料(0.81%=4,860円)が加わります。この後に所得税(前月給与で決まる率)が引かれます。
上限がある(高額賞与の人向け)
- 厚生年金: 標準賞与額は1回(同月)あたり150万円が上限。超えた部分に厚生年金保険料はかかりません
- 健康保険・介護保険・支援金: 年度累計573万円が上限
- 雇用保険には上限がなく、賞与全額×0.5%です
よくある疑問
Q. 月給の保険料と何が違う?
A. 月給は「標準報酬月額」という等級(4〜6月の平均で決定・年1回更新)で計算しますが、賞与は支給のつど、実額(1,000円未満切捨て)で計算します。だから賞与が多い月ほど保険料も多くなります。
Q. 引かれ損では?
A. 賞与分の厚生年金保険料も将来の年金額に反映されます。また、賞与の所得税は概算徴収のため、取りすぎ分は年末調整で戻ります。
Q. 手取りを一発で知りたい
A. ボーナス手取り計算ツールに賞与額と前月の月給を入れると、社会保険料+所得税(国税庁の算出率表)込みの手取りを計算できます。
賞与の手取りはボーナス手取り計算ツール、月給は手取り計算ツールで。社会保険料の全体像は社会保険料とは?の解説へ。
本記事は一般的な制度の解説です(2026年7月時点。協会けんぽ・日本年金機構の公表資料に基づく)。個別のご相談には対応していません。
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