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電気代が高いのはなぜ?——2026年の理由と今すぐできる対策
結論として、電気代が高い・値上げが続く理由は①燃料費調整額 ②再エネ賦課金の上昇 ③政府補助の縮小 ④使用量の増加の4つです。手取りが増えにくいなか、固定費である電気代を下げることは実質的な手取りアップにつながります。仕組みを理解して、削れるところから見直しましょう。
理由①:燃料費調整額——燃料価格を毎月反映
電気代には、発電に使う燃料(液化天然ガス・石炭など)の価格変動を反映する燃料費調整額が毎月加算されます。燃料価格が上がると調整額もプラスになり、電気代が押し上げられます。会社ごと・月ごとに変わり、マイナスになることもあるため、検針票で毎月確認するのが確実です。
理由②:再エネ賦課金——毎年上がる全国一律の上乗せ
再生可能エネルギーの普及費用を電気の利用者みんなで負担する再生可能エネルギー発電促進賦課金は、使用量に応じて全国一律でかかります。2026年度は1kWhあたり4.18円で、近年は上昇が続いています。月に400kWh使う家庭なら月約1,672円、年約20,064円の負担です。単価は毎年度、経済産業大臣が決めます。
出典: 経済産業省「2026年度の賦課金単価を設定します」(4.18円/kWh・2026年5月〜2027年4月検針分、取得日2026-07-19)。
理由③:政府補助の縮小・終了
電気代の高騰に対して、政府は使用量に応じて請求額を割り引く負担軽減策(補助)を実施してきましたが、補助は期間限定で、縮小・終了すると請求額が戻って高く感じられます。補助の有無は時期によって変わるため、「急に高くなった」と感じたら補助の適用状況も確認しましょう。
理由④:3段階料金と使用量の増加
従量電灯B/Aの電力量料金は3段階で、使うほど単価が上がります。最初の120kWhまでが最も安く、300kWhを超えた分は最も高い第3段階の単価が適用されます。猛暑・寒波でエアコンの使用量が増えると、この高単価ゾーンに入りやすくなり、電気代が跳ね上がります。電気代シミュレーションで使用量を入れると、どの段階までかかっているかが分かります。
対策:使用量・アンペア・プランの3方向で見直す
- ①使用量(kWh)を減らす — 電気代の大半は冷暖房です。エアコンの設定を見直すだけでも効きます(エアコンの電気代)。
- ②契約アンペアを見直す — アンペアが大きいほど基本料金が高くなります。ブレーカーが落ちない範囲で下げられることがあります。
- ③料金プラン・電力会社を見直す — 同じ使用量でも、単価の低いプランに変えれば電気代そのものが下がります。使い方に合うプランを比較して選ぶのが近道です。
プラン・電力会社の見直しは比較から
「どの会社が自分に合うか分からない」というときは、使用状況から見合うプランを提案してくれるサービスを使うと手間が省けます。固定費は一度見直すと効果が続くため、値上げ局面ほど見直す価値があります。
乗り換え前後の電気代は、まず電気代シミュレーションで今の内訳を把握してから比較すると判断しやすくなります。